クルト・グンター医学博士は、2022年6月にイノザイムに入社して以来、イノザイムのリーダーシップ・チームの主要メンバーとして活躍してきた。現在は、チーフ・メディカル・オフィサーを経て、シニア・アドバイザーとして貢献している。ガンター博士は、薬事、臨床開発、政府との関係において30年以上の経験を有し、細胞・遺伝子治療に深い専門知識を持つ。
イノザイム入社以前は、アテネックスの細胞治療部門最高医学責任者兼薬事部長を務める。それ以前は、Kuur Therapeutics社(旧Cell Medica社)で最高医学責任者を務め、メディカル・アフェアーズ、臨床業務、薬事業務を統括。
それ以前は、ホスピーラ社で臨床開発担当副社長や血液・腫瘍領域グローバル・メディカル・ディレクターなどの要職を歴任。また、Transkaryotic Therapies, Inc.では酵素補充療法の開発において重要な役割を果たし、ファブリー病で承認されたReplagalの世界的な規制戦略を主導した。その他、ザイムクエスト社やヴィアセル社でのバイオテクノロジー経験もある。
ガンター博士は、国際細胞治療学会(ISCT)の会長を務め、革新的な治療法の臨床、規制、商業的経路に関する世界的な理解の促進に貢献するなど、細胞治療の幅広い分野に有意義な貢献をしてきた。
それ以前は、米国食品医薬品局(FDA)の生物製剤センターでメディカル・オフィサーとして勤務し、細胞・遺伝子治療部門の副部長代理に任命された。また、FDAの細胞・組織・遺伝子治療諮問委員会の委員を5年間務めた。
ガンター博士はカンザス大学医学部で医学博士号を取得し、スタンフォード大学で生物科学の学士号を優秀な成績で取得した。ジョンズ・ホプキンス大学および米国国立衛生研究所にてポスドク研修を修了。